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★美と哀しみ・久保田昭宏作品展に寄せまして―

 道端に落ちている石ころが、みんな宝石だったなら、それでも人はそれをキレイだと思うでしょうか、そしてそれを欲しがるでしょうか。
 美しいものに憧れるというのは、実はとても哀しい事なのだと思います。だから美しいものというのは、即ち哀しいものなのです。"綺麗なものが好きなのは誰だって同じだよ"という人もありますが、本当にそうでしょうか。皆が皆、美意識のある生活をしていたなら、世界はもっと美しいもので満たされていなければならない筈。しかし誰でもが毎日を美に囲まれて生活している訳ではなく、日常というのは得てして味気のない殺風景なものです。そんな中で美に対する憧れが強ければ強い程、自分の周囲の日常にそれが極めて少ないという事実に対する失望もまた強くなる—でもだからこそ何とかして美しいものを見つけようとする訳です。そして自分の理想とする美の世界が、あまりにも現実と乖離していたなら、それはもう自ら創り出すしかありません。其処に作者の輝きと、そして或る種の哀しみとを垣間見つつ共感したりもするのです。久保田氏の作品を観ていると、そんな事を改めて思います。

 久保田昭宏展・箱の中の月Part,1。月光百貨店にて明日23日から開催です。コラージュと写真の技法を併せて独自の世界を創造する氏の関西で初となる作品展。日常であって日常で無い―そんな密やかなる空想世界を心ゆくまでお楽しみ下さい。


P,S,
余談ですが、"美"という文字って、何だかゲジゲジみたいであまり美しくないと思うのは自分だけでしょうか。。

箱の中の月


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★ジョバンニの独り言Ⅱ★

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今夜は少し肌寒くて、何だか『銀河鉄道の夜』でもしづかに観たい気分です。。Blu-rayは持っていないのでDVDで。DVDといえば、このDVDがちょっと謎なのですが、何故かパッケージデザインが地味に数種類出ておりまして、全部で何種類あるんだろう?そしてどういう意図でのデザイン変更でしょうか?まさか複数買いを目論んだ訳でも無いでしょうに。。

ginga1.jpg 一番よく見かけるのがこれ。

ginga2.jpg ginga3.jpg 他はもしかしたら限定デザインだったのかも知れません。

ginga4.jpg このデザインは初めて見ます。

DVDは初回盤のみピクチャーディスク仕様で、"特製コースター2枚付き"だったのですが、星まつりの円形広場のデザインで。だけどどうせならずっとピクチャー仕様にすればいいのにネ。発売当時には限定で複製セル画が貰えたらしいのですが、詳細は未確認です。

トップに載せたのは映画資料用スチルです。同じものを自宅アトリエにも飾っていますが、大勢の人で楽しそうに賑わう中に独りポツンと佇むジョバンニが、何だか自分を見ているみたいで...親近感(―といっていいのか判りませんが)、のようなものを覚えてしまう、そんな秋の夜でした。。

店頭でも販売しておりますので、お手に取ってご覧下さい★



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★薔薇の雫 第七号発行の由★

 フリーペーパーの新号を発行致しました。これは元々自主出版に先駆けて、そのデモンストレーション用に創っていたものだったのですが、エッセイ部分が未完のままでもう何年も放置したままになっており、壊れて動かなくなってしまったPCから友人が今回データを救出してくれたのでこの際に、と思った訳です。
 出版については、まだまだやりたい事がたくさんありまして、内容については充分に吟味をしないといけませんが、既に次回作のタイトルも決まっていて、装丁の雰囲気も概ねこんな感じで、というイメージも出来上がっています。あと実験的な作品も創ってみたいし、フリーペーパーの文章も+αでいつか纏められればと思います。ただ、何事においてもそうですが、実現するのはナカナカ大変で...乗り越えなければならない山が幾つもあります。だからといって何もしない訳にも行きませんから、色々と策を巡らせるこの頃です。

 フリーペーパーは、過去のバックナンバーも店内にて閲覧できるようになっておりますので、宜しければお手に取ってご覧頂ければと思います。。

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★アトリエ空中線・間奈美子さんのこと★

 掌編集『月光綺譚』制作の打ち合わせで、アトリエ空中線主催の間奈美子さんと何度も打ち合わせを重ねる中で、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。研ぎ澄まされた感覚を持った方というのは、やはり不思議な魅力というか存在感があって、少しの時間でも多くの刺激を受ける訳です。間さんはちょうどその頃、旧い硝子のボタンを使った作品を手掛けていらして、ご厚意でそのうちの1つを頂いたのですが、ちょっとムーンストーンぽい白のカフスを使ったブローチで、今でも大切な宝ものです。今も自宅アトリエに飾っておりますが、見るとその時の事を思い出します。その旧い硝子について言及しておられたのですが、特にチェコの旧い硝子製品については、そのデザイン感覚の独自性において、他国の追随を許さないものがあるとの事でした。曰く、錬金術と関わりがあるのではないか、というお話でしたが、ナルホドそうかも知れないと自分も思いました。確かに"AにBを混ぜるとどうなるか?"的な要素が感じられますね。ウランガラスも発祥はチェコに近いですし、錬金術というと何処となくミステリアスな雰囲気になりますが、その究極が"サフィレット"ではないかと思います。傾斜角度や光によってカラーチェンジする硝子ですが、製造していた一族が途絶えてしまったため、現在ではそのレシピが残っておらず、製造することが出来ないという究極のアンティークガラス。サフィレットのムーンフェイス・・・いつか手に入れたいものです。。

 さて、ウランガラスが数点入荷しています。店内設置の簡易ブラックライトで静かな蛍光をお楽しみ下さい★

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★blue mentalism★

 何年か前、オーラを見る事が出来るという親戚に、みづいろのオーラをしていると言われた事があります。昔から水のある場所や、透明感のあるものに惹かれる自分ではありますが、火と水なら水、静と動なら静、昼と夜なら夜、太陽と月なら月、赤と青なら青。おまけに気持ちもブルーになり易かったりもして。
 いつも何処か冷めているようなところがあって、フトそんな自分を冷静に見ているもうひとりの自分がいるのに気づく時があります。子供の頃からそうで、アルバムを開くと何人かの同年代の子供たちと蓬取りに行った時の写真があるのですが、"自分は子供だからきっとこういう事(蓬取り)を無邪気に楽しむのがそれらしいのだろう。そしてこんな事をイチイチ考えるのは自分くらいなのだろう"と思っていたりして。。
 今にして思えばきっと早熟だったのでしょうが、当時はそんな"子供らしくない"自分が何処か寂しくて嫌でした。。

 さて、今日は阪急芦屋川にあるギャラリー・ヨハクさん(http://www.yohaku711.com/)にて開催中の、『オオタ硝子研究室作品展・その胸にあるもの』に行ってきました。夜の雰囲気のする青い小瓶をひとつお持ち帰り。既製品のような単色ではなく、抜け感のあるところが幻想的でステキです。帰宅して早速自宅アトリエの棚に並べてみましたが、小さな豆電球を中に入れて光らせてみようかと考え中。。

そんな事を考えながら、夜は更けて行きます★★★

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