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★アトリエ空中線・間奈美子さんのこと★

 掌編集『月光綺譚』制作の打ち合わせで、アトリエ空中線主催の間奈美子さんと何度も打ち合わせを重ねる中で、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。研ぎ澄まされた感覚を持った方というのは、やはり不思議な魅力というか存在感があって、少しの時間でも多くの刺激を受ける訳です。間さんはちょうどその頃、旧い硝子のボタンを使った作品を手掛けていらして、ご厚意でそのうちの1つを頂いたのですが、ちょっとムーンストー...

★月光綺譚の頃 III★

 グレープフルーツの氷を齧りながら書く今夜のブログです。 もう何年前になるでしょうか、恵文社一乗寺店にてアトリエ空中線刊行の書籍を見てからというもの、いつか此処で本を創り、そしてそれが同店をはじめとする店頭に並ぶ日が来たら、どんなにか素敵な事だろうと、あの頃は夢のように思ったものでした。幸いそれは実現した訳ですが、何を出版するか実は候補が幾つかありました。"月光綺譚"はそのうちの1つで、元々は別の本...

★月光綺譚の頃 II★

 『月光綺譚』の本の仕様については実は偶然の産物で、担当の方に文章を見て頂く為プリントアウトをして紙を束ねていた時、不意にこの仕様が良いのではないか、と思った訳です。つまり本を閉じずにそのまま束ねるだけにして、文字も縦書きだと和のテイストになってしまうので、横書きの方が多少でも無国籍感が出せるのではないかと。少しクリーム色ががった厚手の紙を使ってほしいという事と、夜の雰囲気にしたいので表紙は濃紺で...

★月光綺譚の頃★

 今から約2年ほど前に『月光綺譚』という本を創りました。 これは31篇の掌編集なのですが、月球儀や、天体図版、月のobjetに囲まれた部屋で、夜毎keyをタイプしておりました。何だかそのまま半永久的に書き続けていられるような感じがしたものです。夜の世界(この世ですら無い)を自在に旅するような―創作というのは、あらゆる常識や束縛から自由でいられる場所なのだと思います。少なくとも私にとってはそう。だからこそセンスも...
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