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★美と哀しみ・久保田昭宏作品展に寄せまして―

 道端に落ちている石ころが、みんな宝石だったなら、それでも人はそれをキレイだと思うでしょうか、そしてそれを欲しがるでしょうか。
 美しいものに憧れるというのは、実はとても哀しい事なのだと思います。だから美しいものというのは、即ち哀しいものなのです。"綺麗なものが好きなのは誰だって同じだよ"という人もありますが、本当にそうでしょうか。皆が皆、美意識のある生活をしていたなら、世界はもっと美しいもので満たされていなければならない筈。しかし誰でもが毎日を美に囲まれて生活している訳ではなく、日常というのは得てして味気のない殺風景なものです。そんな中で美に対する憧れが強ければ強い程、自分の周囲の日常にそれが極めて少ないという事実に対する失望もまた強くなる—でもだからこそ何とかして美しいものを見つけようとする訳です。そして自分の理想とする美の世界が、あまりにも現実と乖離していたなら、それはもう自ら創り出すしかありません。其処に作者の輝きと、そして或る種の哀しみとを垣間見つつ共感したりもするのです。久保田氏の作品を観ていると、そんな事を改めて思います。

 久保田昭宏展・箱の中の月Part,1。月光百貨店にて明日23日から開催です。コラージュと写真の技法を併せて独自の世界を創造する氏の関西で初となる作品展。日常であって日常で無い―そんな密やかなる空想世界を心ゆくまでお楽しみ下さい。


P,S,
余談ですが、"美"という文字って、何だかゲジゲジみたいであまり美しくないと思うのは自分だけでしょうか。。

箱の中の月


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